ストーリーがあなたを輝かせる
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はじめに
あなたの人生を一言で表すと、何になるだろう?
全く障害のない楽な人生?
いや、順風満帆な人生の方がきっと少ないだろう。
誰しもが、大小様々な困難を乗り越えて現在を生きている。
もちろん、どうしても辛い時には逃げる事だってある。
そのように様々な出来事を経験し、選択する中であなたの人生が紡がれていく。
あなたの人生の出来を決めるのは、だれでもない【あなた】だ。
あなたの考えや行動が、あなたの人生を決定付け、ストーリーを作る。
そして、人々はそのストーリーに心惹かれ、動かされる。
あなたが紡ぐストーリーもきっと誰かの力になり、はたまた誰かの原動力になるかもしれない。
今回は、とある1人の少年のストーリーを紹介する。
ストーリー
![ストーリー](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/A707FEC7-EE39-4F40-95E4-9C254EC4848C-1024x663.png)
あなたの原点はなんだろうか?
現在に至るまでの経験や
その職業を選択した動機などはあるだろうか?
幼少期の強烈な体験は、時に、その人の人生を決定付ける大きな要素となりうる。
ある少年は8歳で両親を亡くした。
貧しかった少年はお金の不自由さがコンプレックスだった。
しかし、小学生だった少年は、働くことは難しい。
もちろん、どこも雇ってはくれなかった。
そこで
お金と自由を求めた少年はある行動に移る。
路上でギターの弾き語りを始めたのだ。
そして、少年はビジネスの根幹を学び、のちに大きな成功を収める。
彼の名は、前田裕二。
後のSHOWROOM社長である。
人生はドラマのようだ
![人生はドラマのようだ](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/D5753618-A449-48B4-8128-76C49EBDF748-1024x663.png)
人生は、しばしば
自らでコントロール不能な逆境に遭遇する。一見打ち手のなさそうな試練だったとしても、
前田裕二
決して運命に屈してほしくない。
後天的な努力で必ずあなたは乗り越えられる。
彼は言う。
世間との競争ではなく
自分の運命と向き合い
人ではなく、運命に負けないでほしい と。
弾き語りから学ぶビジネスの根幹
![弾き語りから学ぶビジネスの根幹](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/C578E860-223E-4C6B-B6D4-80379ED6E020-1024x663.png)
彼は、ストリートでの弾き語りからビジネスを学んだ。
幼いながらも、PDCAを繰り返すことで、確実に客を増やしていった。
この経験が後の経営を助けることにつながる。
そして、この弾き語りからビジネスの在り方を知った。
感動の連鎖に気づいたのだ。
感動を受けた人が
感動を与えてくれた人に対して
直接的にお礼をする。
これがSHOWROOM株式会社の理念となっている。
未知より既知
![未知より既知](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/CF5007FB-EE11-4FC9-A259-C81F4BF9BE74-1024x663.png)
小学生のストリートの弾き語りに、足を止める人は少ない。
そこで、前田少年は工夫を凝らして試行錯誤した。
そして気づいた。
オリジナル曲よりも
『どこかで聞いた曲』の方が心に刺さるのだと。
そこで客目線で考えることを学び、実行に移した。
誰しもが、聞いたことのある曲であり、
小学生である自分が歌うとインパクトを与えられる曲。。。
そして、前田少年は『昭和の歌謡曲』を歌った。
作戦は、大成功だった。
小学生が歌謡曲を歌えば、ギャップが生まれて関心を引く。
次第に客足が増えていった。
濃い常連客
![濃い常連客](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/00CF6BCE-8FCE-4AD8-A667-D7FB736C2335-1024x663.png)
どんなビジネスでも、安定的に収益を得るには常連客の存在は欠かせない。
ストリートの弾き語りにおいても、常連客の獲得は非常に重要である。
そして、その常連客が熱心に通い詰めてくれると尚よい。
それは【濃い常連客】となる。
その【濃い常連客】を増やすには、3つのステップが必要だと学んだ。
①コミュニケーション可能範囲に客を入れる
まず、ストリートの弾き語りにおいて重要なことは、客に足を止めてもらうことである。
つまり、自分とコミュニケーション可能範囲に客を入れる必要があるのだ。
『どうやったら素通りさせずに、惹きつけられるか?』
前田少年は、一つの答えに辿りついた。
それは、自分の中にツッコミどころを作ることだった。
手書きボードを置き、そこには当日の歌を一覧として記載した。
『小学生がこんな古い曲を?』
『小学生なのに不倫の曲を?』
あえてツッコミどころを作ることで、道行く人の興味を引き、見事に足止めを成功させた。
②客のリクエストを受ける+時間差で
『自分のためだけにしてくれた』と思うと、人はだれもが喜ぶものだ。
前田少年は、客にリクエストしてもらい、あえてその場では歌わなかった。
リクエストを受けて、時間差で歌うことでストーリーを作った。
『来週までに練習しておきます』と伝えることで、
次に来てもらう約束を取り付けた。
そうすることで、
客は『自分のために練習してくれている』と次回までの1週間、思いを馳せる。
すぐに歌うよりも、価値を高めて相手の心を動かす。
すると、客の財布のひもは自然と緩んだ。
③絆が深くなった時にオリジナル曲を歌う
①、②を繰り返し行い、客との絆を深めたところで、初めてオリジナル曲を歌う。
そうすることで、『知らない子供が歌った知らない曲』ではなく
応援している良く知った子が歌う、ストーリーのある曲になるのだ。
人生の勝算
![人生ほ勝算](https://oyacoco-reha.com/wp-content/uploads/2023/04/0301D68A-1134-45D0-8EFB-871DDA3A5E81-1024x663.png)
原体験に紐づく、揺るぎない大きな志。
人生を通じて追い続けたい夢。
その志や夢が会社のビジョンや日々の活動となっている状態。
そのような状態であれば、人生の勝算は見えているに等しい。
逆境は必ずバネになる。
努力と情熱次第で人はどんな高みにだって行ける。
それを証明したいのだ
と前田さんは言う。
現代において
戦国時代の武士のように、大義や立派な志を持った人は少ないかもしれない。
自分が一体なにをしたいのかも、まだわからない人も多いだろう。
ただ、現状をどうにかしたいと考え
もがき苦しんでいる人にとっては、前田さんのような人は大きな希望になりうるかもしれない。
まとめ
逆境でも、決してあきらめずに、お金の自由さを追い求めた前田さん。
小学生にして、ストリートで弾き語りを行い
集客のためにPDCAを繰り返し実践した。
そこから、前田さんはビジネスの根幹を学んだ。
そして、現在も熱い志を持ち続け、ビジネスを経営している。
秋元康さんは言った。
『夢は全力で手を伸ばした1㎜先にある』と。
もし、あなたが逆境に遭遇し
辛い人生を送っていても、どうか諦めないでほしい。
前田さんの言葉に耳を傾け、確かな学びを得ることで
今日とは違った明日が見えるかもしれない。
そして、あなたは決して一人ではないと思い出してほしい。
あなたと同じ思いを持った仲間は、必ず何処かにいる。
強く光輝くコンパスを持っていれば
前田裕二
どこからともなく仲間は集まる。