〇〇があなたを作る!?人生で知るべき3つの心得!
はじめに
『あなたはどのような人間ですか?』
このような質問を受けた時、とっさに答えられる人はどれほどいるだろか?
常日頃から、自分自身を省みていないと、言葉にするのは難しい。
あなたという人間は、性格や人柄から成るのではない。
習慣があなたを作るのだ。
あなたが日々積み重ねている行為が、あなたという人間を形作る。
毎日早起きし、仕事に勤しめば、きっと周囲は
『勤勉な人間だ』というだろう。
はたまた、あなたが毎日昼まで寝て、親のすねをかじり続ければ
あなたを『親不幸な人間だ』と周囲は呼ぶだろう。
果たして、前者と後者のどちらが良い人生を送るだろうか?
良い人生とは、人によって変わるかもしれない。
しかし、多くの人が『自分は何者であるか』を探し、良い人間でありたいと考えている。
そして、社会的な動物である我々は、常に強い承認欲求に駆られ、他者の目を気にしているのだ。
現代社会において、他者との関わりを絶つことは不可能に近い。
そこで、あなたという人間を素晴らしい存在へと導く3つの心得をお伝えする。きっと、あなたの人生を豊かにする手助けをしてくれるだろう。
1.主体的になる
あなたの人生を他の者に委ねてはいけない。
あなた自身で考え、決断し、行動していくことで幸福を手にすることが出来る。
原因自分論
すべての原因は自分にあると考えよう。起きた事象に、そのまま反応するように感情を動かしてはいけない。
これには訓練が必要だ。例えば、雨が降ったとしよう。これに対して『傘がない。。。最悪だ』と自分は運がないと嘆く人は多い。
しかし、ここから学ぶこともできるのだ。『雨が降ったけど、傘を持っていれば濡れずに済んだはず』と考えれば、外出する際には天気予報を見る習慣がつく。
または、突然の雨に備えて折り畳み傘を鞄に忍ばせる工夫も可能となる。
このようにある事象に対して、原因を『自分で制御できる範囲』で考えると対策ができる。事象に反応するのではなく、考え行動することで解釈を変えることは可能だ。それにより、自身の感情をコントロールできる。どのような事象にも善悪は存在しない。あるのはその人の解釈だけだ。
2.終わりから考える
人生とは選択の連続である。その選択の度に、気持ちが揺れ動いてしまえば、振り返った際に後悔するだろう。
後悔のない選択をするには、自分のミッション・ステートメントを決めておく必要がある。
ミッション・ステートメント
ミッション・ステートメントとは、自分の信条やモットーを指す。あなたが何かを選択する時、指針となるものだ。これは、Apple社やペプシ社も行っている。あなたのミッションと目標を明確にすることで、人生を左右するような決断も行えるだろう。
もし、あなたが決断できなければ、他の誰かが決めてしまう。それは、あなたが決めたつもりかもしれないが、『マスコミや友人、親の影響を受けていないだろうか?』と自問してほしい。他者の選択に無自覚で流されてしまっている場合には注意が必要だ。
ミッション・ステートメントは、長くても短くてもいい。詩や歌であっても問題はない。それでも、みつけられない場合にはこう考えてほしい。
『あなたが棺で眠るとき、家族や友人にどのように声をかけてもらいたいか?』
『家族を大切にする人だった』『いつも周りを明るくしてくれる人だった』といったように思いついたものが、あなたの人生の目標かもしれない。そこから、考えてみるのも一つの手だ。
3.最も大切なことを優先する
これが非常に難しい。多くの人がこれを怠ってしまう。あなたにとっての最も大切なこととはなんだろうか?
家族や友人と言葉にする人もいるが、本当に優先できているだろうか?
身近な人間ほど、相手を疎かにしてしまう。それは、『きっと許してくれるだろう』という心の甘えが生じるからだ。
そのような態度を続けていると、きっと後悔する日が来るだろう。そうならない為には、時間管理と優先順位付けのスキルが欠かせない。
時間管理のマトリックス
時間管理において大切なことがある。それは、『緊急でない重要なものを先延ばしにしない』ということだ。
緊急とは、『すぐにやる必要があるもの』を指す。一方で、重要とは『ミッションや目標に繋がる大切なこと』だ。しかし、多くの人が、緊急でない重要なものを先延ばしにしてしまう。また、恐怖に決定を委ねてはいけない。あなた自身が選択するのだ。上司や先輩との友好的な関係を続けることは大切かもしれない。しかし、あなたの友人や家族の存在はもっと重要である。身近のかけがえのない存在を決して忘れてはいけない。
我々にとっての敵は不安だ
シェイクスピア
恐ろしさに二の足を踏めば
勝ち得ていたかもしれぬ幸福をむざむざ失うのだ。
まとめ
今回は私的成功にフォーカスした3つの心得を紹介した。人格とは大木の根っこのようなものである。一見すると、目に見えないが、成長を続けることで大木は育ち果実が成る。
まずは、あなた自身の成長にフォーカスし、次に他者への貢献に努めよう。
本稿があなたの人生を豊かにする一助となれば幸いである。