【読書】人生の最強武器は〇〇〇〇!!

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【読書】人生の最強武器は〇〇〇〇!!

 はじめに

 もし、あなたが新しい技術を習得しようと志した場合、どのようにして学び始めるだろうか?

おそらく、多くの人が『学びたい』と思った技術をひたすらに練習し、上達を目指すべきと考えるだろう。しかし、必ずしもそれが正しい選択とは限らない。

 あなたがその技術を活かしたキャリアを歩みたいと考えるのなら、あえて全く異なる技術を学ぶことがあなたの成長を加速させるかもしれない。

なぜなら、知識の幅が最強の武器になりうるからだ。

『絞る学び』と『広げる学び』

『絞る学び』と『広げる学び』

 あなたが卓越した技術を得たいのなら、幼少期からそれだけをひたすらに学ぶのもいいかもしれない。つまり、『絞る学び』だ。それを体現したのが、誰もが知るプロゴルファーのタイガーウッズだ。

彼は、幼少期からゴルフの英才教育を受け、見事に世界的な選手へと成長した。ひたすらに人生をゴルフへ捧げた彼は、ゴルフの神様から祝福を受けたのだ。

このような話を聞けば、誰もが一つのことに打ち込むことが成功への鍵だと考えるだろう。しかし、驚くことにタイガーウッズのような成功者はごく一部だ。他の多くの成功者には、ある共通点がみられる。彼らは、学びを一つに絞らずに多くを学んでいるのだ。つまり、『広げる学び』だ。他のジャンルから学び得た知識や技術は、一つのジャンルに特化した者からみれば、常識から逸脱する。それが、彼らが秀でる秘訣なのだ。彼らには知識(技術)の幅がある。 

幅を持つ

幅を持つ

 知識の幅があれば、遠く離れたカテゴリーのアイディアと結びつけることが出来る。それは、全く新しい革新的なものになりうるのだ。このように考えるためには、抽象的な考え方を持つ必要がある。

 他のカテゴリーとの共通点や転用可能なアイディアをみつけることが革新的なアイデアを生み出す鍵だ。そのためには、抽象化が欠かせない。本質を見抜く必要があるのだ。

例えば、あなたの目の前にあるモノがを分析するイメージを持ってみよう。まずは、それが大きいのか、小さいのかを考える。そして、材料は金属なのか、ガラスなのか。ひょっとしたら、その実態は花や斧かもしれない。

このように細分化していくと、共通点や他のカテゴリーへと転用できる特徴を見出すことが可能となる。つまり、1つのカテゴリーから、別のカテゴリーへと自由に動ける能力は『抽象的な思考』の大きな特徴である。

成功の鍵

成功の鍵

 成功の鍵といえるのが、【体験期間】だ。例えば、秀でたスポーツ選手に成りたければ、様々なスポーツを自由に楽におこなってみよう。すると以下の2つの効果を得る。

  1. 幅広い身体能力を育む
  2. 自分の性質や力を知る

 様々なスポーツを行うことで、自身の身体能力を底上げするだけでなく、自身の特性を知ることが可能となる。このような効果は、一つのスポーツを行っているだけでは獲得しにくい。自身の特性を知ってから、専門のスポーツを選択しても決して遅すぎることはないのだ。

 つまり、『ゆっくり、専門を決める』ことが成功の鍵となる。

クリエイティブであるために

 1万時間の法則という言葉を耳にしたことがあるだろうか?

『人は何かを習得するのに1万時間の練習が必要である』という考え方だ。どんな分野であっても、専門に特化した練習の【時間数】がスキルの伸びる唯一の要因となる。そのような練習を【意識的な練習】という。

 この【意識的な練習】を過酷なものとし、【厳しい意識的な練習】をするとしたら、意識はどこへ向くだろうか?

練習する者は、間違いの修正に意識を集中させ始める。これでは、あらかじめ正解が設定されている分野でなければ、成功は難しい。クリエイティブな発想を必要とする場合は、間違いへ意識を集中させても答えはみえてこないだろう。なぜなら、クリエイティブな発想には、既存の正解はないからだ。

 外科医のチャールズ・リムという男が興味深い実験をしている。ジャズミュージシャンの演奏中の脳の活動を調べたのだ。すると、創作時に驚くべき脳の変化がみられた。

注意の集中や抑制、内省を司る部分の活動が静まりかえっていたのだ。それをみたチャールズはこういった。

『まるで脳が自分を批判する能力を止めたかのようだった』

ジャズミュージシャンとクラシックミュージシャンの違いを表現したこのような言葉がある。

ジャズミュージシャンはクリエイティブ(創造的)
 クラシックミュージシャンはリクリイエティブ(再現的)なアーティストだ

まさに、クリエイティブとは、自身の行いにミスがあるかどうかに注意するのでなく、楽しみながら自身を肯定する力が必要不可欠なのだろう。

まとめ

 訓練の幅の広さは、応用の広さへ繋がる。多くの文脈で物事を学べば学ぶほど、学習者は抽象的なモデルをより多く構築する。すると、学習者はこれまでみたことのない状況であっても、知識を応用することが可能となる。これこそがクリエイティビティーの根幹なのだ。

 多くの人は、一つのことに絞って学習して大きな成果を得ようとするが、知らず知らずの内に溝へと深くはまり込んでしまう。そうして、すぐ近くにあるはずの答えをみすみす見落とすのだ。

 高い学習効果を得るためには、その根幹に楽しみを見出すことが大切である。たとえ世間がくだらないと判断しても、あなたの興味の先には大きな成功が眠っているかもしれない。ぜひ、あなたの内にある好奇心を解き放ち、楽しい学習を追求してほしい。

本稿があなたの人生を豊かにする一助となれば幸いである。

 

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