腰痛に喫煙・飲酒はダメ!?気になる【なぜ】を徹底解説!


腰痛は生活習慣と深く関わることが以前の記事から分かりました。
生活習慣は主に以下の4つがあります。
- 食習慣
- 運動習慣
- 休養
- 喫煙・飲酒
今回は、喫煙・飲酒について解説していきます。
それでは、一緒に学んでいきましょう。
腰痛と生活習慣の関係と食習慣については☟
腰痛と運動習慣については☟
習慣的に行うべき腰痛に効く運動については☟
腰痛と喫煙・飲酒の関連性

食習慣や運動習慣が
大切なのはわかったけど
喫煙・飲酒って
腰痛に関係あるの?

確かに
喫煙・飲酒が腰痛に繋がるとは
あまり聞かないわね…
では、腰痛と喫煙・飲酒についての研究をみてみましょう。
喫煙者は非喫煙者に比べて腰痛の有訴率が中等度の関連性を示し,その傾向は若年者に強いことが示されている.
アルコール摂取については腰痛との関連性が示されており,飲酒頻度を考慮する必要がある.
腰痛診療ガイドライン2019
上記のように、喫煙・飲酒は腰痛との関連性が示されていることがわかります。

非喫煙者に比べて
喫煙者は腰痛を自覚している人が多いんだね!

お酒の飲みすぎも腰痛には
よくないみたい…

仕事終わりの
晩酌が毎日の楽しみなのに!

少量のお酒なら
身体に良いって聞いたことあるし
大丈夫じゃない?
仕事終わりに飲むお酒はとても美味しいですよね!
寝る前にアルコールを摂取すると
なんだか心地よく眠れる気がしませんか?
実は、この睡眠前に飲酒することを【ナイトキャップ】と言います。
この【ナイトキャップ】が習慣化している人も多いんじゃないでしょうか?
では、この【ナイトキャップ】が
身体にどのような影響を与えるのかを一緒に考えていきましょう!
ナイトキャップと睡眠

アルコールは睡眠に大なり小なり影響を及ぼします。
その影響が良いものになるか、悪いものになるかはアルコールの量によって決まります。

良い睡眠をとるための
アルコール量は
どのくらいがいいの?
ずばり、【ほろ酔い】くらいに抑えましょう!
それでは、【ほろ酔い】のメリットと
【ほろ酔い】を超える量のアルコールを摂取したときの
【酔っぱらい】のデメリットをみていきましょう。
ナイトキャップの3つのメリット

【ほろ酔い】に留めると以下のメリットが得やすくなります。
- 寝つきが良くなる
- リラクゼーション効果
- 血性心疾患などを減少させる

アルコールも
適量であれば
身体へのメリットもあるのね!
ナイトキャップの5つのデメリット

【酔っ払い】まで飲んでしまうと以下のデメリットが出てきます。
- アルコール依存になる可能性
- トイレが近くなる
- 生活習慣病のリスクが上がる
- 睡眠時無呼吸症候群の悪化
- 睡眠が浅くなり、睡眠の質が低下する
ナイトキャップが習慣化した場合には
アルコール量が増えないように注意しましょう。
なぜなら、人間はアルコールを飲むと耐性が強くなっていく場合があります。
なかでも『酔わないと眠れない』という人は要注意です。
これが、エスカレートしていくと
【アルコール依存症】のような状態となり
睡眠の質の低下を引き起こします。
まとめ
最近の研究から、喫煙・飲酒と腰痛の関連が指摘されています。
なるべく喫煙・飲酒は控えた方が良さそうですが
必ずしもそうではないようです。
飲酒に関しては適量であればメリットがあります。
睡眠の質を高めたり、リラクゼーション効果が期待できるようです。
しかし、過剰なアルコール摂取は
多くのデメリットがあるため注意が必要です。
正しい知識を武器に
自身の健康を考え、楽しく、健康に毎日が過ごせるといいですよね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。