リバウンド知らず!?ダイエットで大事な7つの習慣!!part4
はじめに
以前の記事では、 ダイエットについて大事な【7つの習慣】 の内の4つをご紹介しました。
- 規則正しい生活リズムで3食欠かさず食べる
- 消費エネルギー>摂取エネルギーを目指せ!
- ゆっくり食べる
- 好き嫌いをしない
自然と調和するように人の身体はできているので、【生活リズム】を整えることは非常に重要です。また、【摂取エネルギー】を効率的に減らすには食事の栄養素に注意することが大切です。
そして、ダイエットは継続することが最も大切です。気軽に継続できるおススメの美味しくて栄養のある食品をご紹介しました。
また、バランスの良い食事はダイエットだけでなく、【糖尿病】の予防も期待できます。推奨されるエネルギーに占める糖質:脂質:タンパク質の割合に注意しながら、バランスの良い食事を目指すことが重要です。
リバウンド知らず!?ダイエットで大事な7つの習慣!!part1
リバウンド知らず!?ダイエットで大事な7つの習慣!!part2
リバウンド知らず!?ダイエットで大事な7つの習慣!!part3
今回の記事では、【7つの習慣】の残り3つの内の1つを紹介していきます。それでは一緒に学んでいきましょう!
5.特定の商品だけを食べない
最近
ゆで卵ダイエットを始めたんだ!
毎日、ゆで卵だけを食べるの!
ちょっと待った!!
そのダイエット方法は
絶対によくないよ!!
特定の食品だけを食べる〇〇ダイエットはあまり推奨できません。一つの食品だけで必要な栄養素がすべて摂取できる食品はありません。摂取食品が少ないと、必要な栄養素が摂取できないばかりか、過剰に摂取してしまう危険もあります。
例えば、ゆで卵ダイエットの場合はどうでしょうか?
ゆで卵ダイエット
具体的なダイエット方法を見ていきましょう。
1日に固ゆで卵を9個と野菜サラダ、果物を食べます。そして、1週間に1度だけ冷えた焼き鳥を食べて、決まった日にトーストもしくはご飯1杯追加して食べます。
卵は比較的栄養素が高い食品といわれています。サラダも食べているので良さそうにも思えますが…。実際はどうでしょうか?下の表で栄養素量を確認してみましょう。
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | カルシウム | 鉄 | ビタミンA | ビタミンD | ビタミンC | コレステロール |
680kcal | 55.4g | 46.4g | 1.4g | 230mg | 8.1mg | 675μg | 14μg | 0mg | 1,890mg |
一見するとバランスの良いように見えますね。また、1日の摂取エネルギーも、 野菜サラダと果物をとり約1,000kcalと合理的なダイエットに見えます。
しかし、よく表を見てみると、ビタミンCはほとんどなく、糖質も少ないです。そして、コレステロールは基準値である300~500㎎を大幅に超えて、約1,900mgも摂取しています。このことから、【動脈硬化】を引き起こすリスクが高いことがわかります。
動脈硬化
ゆで卵の食べ過ぎは
【動脈硬化】に繋がるんだね…
でも、【動脈硬化】って何がおきるの?
【動脈硬化】は
身体に様々な悪影響を及ぼすよ!
動脈硬化=動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態
では、動脈の血管の弾力性が失われると何がおきるのでしょうか?
厚生労働省の[生活習慣病予防のための健康情報サイト]には以下の内容が記載されています。
大動脈など比較的太い動脈に粥腫(じゅくしゅ)ができるのが、粥状動脈硬化(アテローム動脈硬化)です。これは動脈の内膜に血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)などが沈着してドロドロの粥状物質(プラーク)となり、血管が狭くなって狭心症が起こります。さらに柔らかいプラークが破綻してそこに血栓ができると、血管が詰まってしまって心臓に負担がかかるため、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
【動脈硬化】によって
心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなるんだね…
そもそも
一生、ゆで卵を食べ続けるのはあまりにも非合理的だよね。
いつかは普段の食生活に戻るでしょ?
その時は、反動からリバウンドが起きる可能性が高いんだ!
まとめ
特定の食品を食べ続ける『〇〇ダイエット』は、栄養素の偏りから病気のリスクが高まります。コレステロール値の高い卵の食べすぎは【動脈硬化】に繋がるので注意が必要ですね。また、その食生活をずっと続けるのは難しいのでリバウンドの可能性があります。無理のない範囲で継続して行えるダイエット方法を選択するようにしましょう!今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。