ママさん必見!!育児動作の体への影響!!

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育児

育児動作ってなに?

 【育児動作】とは、授乳・おむつ替え・抱っこ等を言います。
ママさんが毎日休まず行う動作ですよね。
そして、【育児動作】はお子さんの体重が増えるほど大変になります。

育児動作は身体に悪影響!?

 前回の記事でお伝えしたように、妊娠・産後は母体には多くのストレスが生じています。
また、その回復には産後6か月もかかるんです。
 その、身体も心も不安定な時期に行うのが【育児動作】です。
毎日、何度も繰り返す【育児動作】。
これが産後の身体症状の発症や悪化につながる危険性があるんです。

2つの育児動作に注意!

 今回は特に注意すべき2つの【育児動作】について解説します。

①授乳

 多くのママさんが行う【授乳】の姿勢に注目してみましょう。

 上の絵のように【授乳】するときには、赤ちゃんがおっぱいを飲みやすいように猫背になります。さらに、赤ちゃんを左右どちらかに抱えるので姿勢が左右非対称になりやすいんです。
 この姿勢って、とてもツライですよね。でも、ママさんは赤ちゃんが飲みやすいように長い時間じーっと同じ姿勢で耐えなければなりません。これは骨盤の痛みを引き起こす危険性があります。では、どのように対応すればいいのでしょうか?

クッションを使って楽な姿勢を!

 楽な姿勢を作るためにクッションを使いましょう!
抱っこした赤ちゃんの口元へおっぱいが届くように、赤ちゃんの背中にクッションを入れてください。もし、ちょうどいい厚みのクッションがなければ、バスタオルを畳んで背中に挟みましょう。
 すると、ママさんは姿勢が楽になるだけでなく、腕も疲れにくくなります

注意点

 授乳時には、いい姿勢を意識しましょう。左右対称を意識し、骨盤もまっすぐを意識します。
床に座る場合は、女の子座り等の左右非対称はよくありません。あぐらや正坐を意識しましょう。基本は左右対称がいいですね!

左右対称を意識しよう!

②抱っこ

 立った状態での抱っこ…よくやりませんか?
実は、【立った状態での抱っこ】は赤ちゃんの重みが16%も増するんです。つまり、ママさんの身体への負担も大きくなります。
 でも、【立った状態での抱っこ】は家事などに忙しいママさんには必須事項ですよね…。
そんな、ママさんたちに知ってほしいのは【抱っこひも】です。
 『いや、【抱っこひも】くらい知ってるよ!』と思うママさん多いかと思います。
でも、【抱っこひも】の正しい使い方を知ってますか?

【抱っこひも】を正しく使おう!

 【抱っこひも】は正しい使い方をすると、身体への負担が激減します!
でも、間違った使い方をすると肩や腰の痛みを引きおこしてしまう危険があります。
例えば、【外国製の抱っこひも】。最近、街中でよく見かけますよね。
実は、日本人の体型に合っていないことが多いんです…。腰痛で悩んでいるママさん、もしかしたら原因はそこかも知れませんね…。

【抱っこひも】を使うポイント

 【ママさんの胸の位置】に赤ちゃんがくるように抱えましょう!その時に、ひもを調整してママさんの腰が反りすぎていないかチェックしてください!

チェック方法

下記の①~④の順にチェックをしてみましょう。

①【抱っこひも】を装着して赤ちゃんを抱っこしてください。
②ママさんは立った状態で、お尻から背中を壁にピッタリつけてください。
③そのまま立った状態で、【壁と腰の隙間】が空かないようにひもの長さを調整してください。
④【壁と腰の隙間】が空いていなければOKです!

抱っこするときの2つの注意点

 【抱っこひも】がない場合もあると思います。その場合の抱っこの方法をお教えします。
①できるだけ左右交互に抱っこしましょう!
左右非対称にならないように気を付けてください!

まとめ

 【育児動作】はママさんたちの身体には大きなストレスとなります。
なので、クッションや【抱っこひも】を使って、身体の負担を少なくしましょう
道具を使う際には自分の身体に合ったものを選んでくださいね!
ママさんが元気であってこそ、赤ちゃんの健康も守られます。
身体の不調が強い場合は無理はせず、近くの病院へ受診してください!

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