【膝の痛み】×【膝の筋トレ】=悪化!?【予防法】と【対処法】を解説!

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【膝の痛み】×【膝の筋トレ】は悪化する!? 

よいしょ!

よいしょ!

そんなに張り切って
なにしているの?

最近、【膝が痛い】から
【膝の筋トレ】してんのッ!

一生懸命に
【膝】の曲げ伸ばし

してるけど

【痛み】減ってるの?

そりゃもちろん!

これだけやってれば
この通り…

いてぇええええええ!!!

うん…減ってないのね…

 実は、このケース非常に多いんです。
本人は良かれと思って
【膝の筋トレ】をするんですが
【膝の痛み】は悪化する一方…

 では、【膝の痛み】はなぜ起こるんでしょうか?
また、どのようにして【膝の痛み】を減らしたり、
【予防】することができるのでしょうか?

一緒に考えていきましょう。

【膝の痛み】の原因は

 実は【膝の痛み】の
多くの原因が
【膝を酷使】すること
にあるんです。

簡単にいうと【膝の使いすぎ】です。

一体どういうことでしょうか?


 例えば、【右脚】を怪我したとします。
怪我している間も生活するために歩きますよね。
では、どのように歩くのでしょうか。
当然、【右脚】は痛いので【元気な左脚】で庇いますよね?
すると、段々と【元気な左脚】が痛くなります。
なぜでしょうか?

【左脚】で庇っていたから、痛くなったんじゃない?

自然と【右脚】を

酷使しちゃうもんね!

 正解です!

【元気な左脚】も【右脚】を庇い続ければ、痛くなるのも当然ですよね!

実は、この【庇う】が【膝の酷使】を生み
【膝の痛み】に繋がってくるんです
わかりにくいと思いますので、
もう少し丁寧に解説します。

【膝の酷使】は〇〇を【庇う】から

 【膝の酷使】が【膝の痛み】の原因であることは分かりました。
では、なぜ【膝の酷使】が起こるのでしょうか?

実は、【膝の酷使】は【股関節】を庇っているからなんです!

え?別に【股関節】痛くないよ?

というか【股関節】ってどこ?

それでは、順を追って解説していきます。

【股関節】ってどこ?

 スポーツをする方は監督やコーチから
『股関節を柔軟に使え!』と指導を受けたかと思います。

 そのため、スポーツ経験者は聞きなれた言葉ではないでしょうか?
でも、日常ではあまり意識しないので知らない方も多いですよね。

 簡単にいうと【股関節】は【足の付け根の関節】です。
詳しくいうと【骨盤】と【太ももの骨】で形成されます。
下の絵ので囲った部分が【股関節】です。

実は、この【股関節】
なぜこんなにも知名度が低いのかというと
【運動イメージ】が持ちにくいからなんです。

「股関節を使え!」といわれても、わかりにくいですよね。
【足首】や【膝】と違って
目に見えにくい関節なので
【動かしている感覚】が持ちにくいんです。

そのため、【股関節】が
うまく動かせていない方が非常に多いです。

【膝】が【痛くない股関節】を庇う!?

 【痛くない股関節】を
なぜ【膝】が庇うのでしょうか?

それは
【股関節】が動いていない
からです。

先程、お話したように
【股関節】は【運動イメージ】を持ちにくく
【動かしている感覚】が掴みにくいため
日常生活においても
【股関節】はあまり機能せずに
サボっていることが多いです。

そのため、【股関節】が動かない分を
【膝】が庇います。
すると、【膝の酷使】によって
【膝の痛み】が起きるんです。

【膝の痛み】の予防と対処法

 【膝の痛み】の原因は
【股関節】を庇って【膝の酷使】をするため
ということがわかりました。

では、どのように【膝の酷使】を予防すればいいでしょうか?

答えは非常にシンプルです。
サボっている【股関節】を働かせましょう!

サボる【股関節】を働かせる2つのポイント

  サボる【股関節】を働かせるには2つのポイントがあります。

  • 【股関節】のストレッチ
  • 【股関節】の運動練習

上記の2つを解説します。

【股関節】のストレッチ

あなたの【股関節】は
日常的に【動く】ことをサボっていた可能性が非常に高いです。

では、サボり気味だった【股関節】が急に動けるようになるでしょうか?

 本来であれば、歩いたり、立ったり、座ったり…と
日常で行うあらゆる動作で活躍する【股関節】が長年サボり続けていた訳ですから

あなたの【股関節】は
ガッチガチに固まっている可能性が高いです

ということで!
まずは、準備体操が必要です。すなわちストレッチです

【お尻ストレッチ】
  • 【右脚】を【左脚】の上に【あぐら】をかくように載せる。
  • 背筋はまっすぐしながら、【おへそ】を【右脚】に近づける。
    ※この時、【背中】が丸くならないように注意!
  • そのままの姿勢で息を吐きながら10秒間キープ。
  • 反対も同じようにやる。

下の絵のように実践してみてください。
座りながらできるので、
【仕事の合間】や【テレビ】を見ながらやってみましょう。

【股関節】の運動練習

 【お尻ストレッチ】で【股関節】を動かしやすくしたら
今度は【股関節】の【動かす感覚】を掴んでもらいます。
これを繰り返し行うと
【動かす感覚】を覚え【動かすクセ】となり、
日常的に【股関節】が動くようになります。
すると【膝の酷使】がなくなるんです
では、早速その方法を伝授しましょう!

お尻筋トレ

 写真のようにタオルを挟むことで、
【股関節の曲がる感覚】がわかりやすくなります。
その状態でスクワットをやりましょう。

スクワットは【膝】ではなく、【股関節】が最も重要であり
【お尻の筋肉】を鍛えるものです。
 ポイントは以下の通りです。

  • 爪先より【膝】が前にでない
  • 【タオル】を上へ引っ張りながら、股関節で挟むようにして腰を落とす
  • 深く曲げた最に、【タオル】を横から引っ張っても外れなければgood!

こちらも10回×3セット行いましょう!

注意点

 推奨した運動を行っても改善しない場合や
痛みが強くなる場合は速やかに近くの病院へ受診してください。

まとめ

 【膝の痛み】の原因は
【膝の酷使】が多いです。
【サボる股関節】を【膝が庇う】ために
【膝の酷使】が起きます。

 つまり、【股関節】を日常的に使うことが
【膝の痛み】の軽減につながります。

今回は、
サボりがちな股関節】を
働かせる2つのポイント
をお伝えしました。
ぜひ、実践してみてください。

読んでいただき、ありがとうございました。

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