頭痛の改善には幸せホルモン!?仕組みを徹底解説!!

頭痛の改善には幸せホルモン!?
アイスクリーム頭痛

いててててて

どうしたの?大丈夫??

いやぁ

かき氷食べてたら
キーンと頭痛がして…

なんだぁ

脅かさないでよ!

 実は、これも立派な頭痛です。
かき氷などを急いで食べると起きる頭痛を
【アイスクリーム頭痛】と呼びます。

 他にも【頭痛持ち】という言葉があるように
命の危険がない頭痛も多くあります。

 でも、命の危険がないからと言って
日々繰り返し起こる頭痛は辛いものですよね。

 上記のような慢性化した頭痛を
【慢性頭痛】といいます。

 今回は、そんな【慢性頭痛】の方が必見の
原因や具体的な改善方法を解説していきます。

頭痛の痛みの正体

 まずは、なぜ頭痛が起きるのかを学んでいきましょう。

 頭痛は文字通り、『頭が痛い』という症状があります。
しかし、脳は痛みを感じません。

ん?

どうゆうこと…?

 刺激➡痛みを感じる器官(感覚受容器)➡脳
という順で痛みが伝わります。

 つまり、痛みを感じるのは【感覚受容器】なんです。
この【感覚受容器】は脳には存在しません。

 では、【感覚受容器】はどこにあるのでしょうか?
実は、脳を覆う膜である【硬膜】や、血管に【感覚受容器】は存在します。

 頭痛は脳そのものが痛むのではなく、
【硬膜】や【血管】が刺激を受けることで生じるんです。

なるほど!

脳そのものが痛い訳じゃないのね!

 また、頭蓋骨の外にも【感覚受容器】が存在します。
皮膚、筋肉および筋膜、骨膜、副鼻腔、眼球、歯などにあります。

頭蓋骨の外が痛みをキャッチしても

頭痛が起きるんだね!

慢性頭痛と心身医学


 日常的に頭痛で悩まされるのはとても辛いですよね。
この慢性頭痛には代表的な2つがあります。

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛

 この2つの頭痛には【心理社会的要因】が大きく関係します。

心理社会的要因ってなに?


 例えば性格(神経質)や行動パターンなどの個人内の要因、あるいは社会的なストレス(配偶者の死、借金、仕事の忙しさ等)などのこと心理社会的要因として挙げられます。

 片頭痛の増悪要因としては、心理的ストレスがあります。
倦怠感や月経と並んで発症や増悪因子として働きます。

 また、試験が終わった後などの
心理的ストレスから解放されたときにも片頭痛が生じます。

みなさんも経験があるのではないでしょか?

片頭痛と精神疾患

片頭痛と精神疾患

 片頭痛が起こると
なんだか、なにもかもが嫌になり、やる気が起きませんよね。

 それが酷い場合には
片頭痛と同時に精神疾患が引き起こされます。

  • うつ病
  • パニック障害
  • 強迫性障害 など

 これらは【セロトニンの代謝異常】が原因と考えれられています。

 つまり、セロトニンを活性化させれば
予防や改善が見込まれる可能性があります。

セロトニン=幸せホルモン

セロトニン=幸せホルモン

 最近、セロトニンは【幸せホルモン】と呼ばれ
健康意識の高い方には浸透しつつあります。

 では、セロトニンがもたらす効果とは
一体どのようなものでしょうか?

セロトニン神経がもたらす生理的作用としては
覚醒だけではなく,意欲や集中力などのメンタル面,
自律神経調整,鎮痛,姿勢筋・抗重力筋の促通などが知られている.

(リハビリテーションにおけるセロトニン神経の役割,有田,2011)

 上記のような報告があります。
また、セロトニンによって
気分変化がもたらされたという報告もあります。

 緊張・不安やうつなどのネガティブな気分が有意に改善し、
ポジティブな気分が上昇傾向を示したという実験もあります。

つまり、心身を整えるような効果が期待されます。

じゃあ
セロトニンの効果を得るには
どうしたらいいの?

 セロトニンの活性化因子
セロトニンの活性化因子

 セロトニンを活性化させる因子とは
ずばり【リズム運動】です。

では、具体的な3つの【リズム運動】を見てみましょう。

  • 呼吸のリズム運動
  • 咀嚼のリズム運動
  • 歩行のリズム運動
呼吸のリズム運動
呼吸のリズム運動

【呼吸のリズム運動】 には
座禅、読径があります。
これらは宗教的な意味合いを強く感じがちですが、
科学的にもセロトニンの活性化を促すことが証明されています。

なんとも不思議ですが
座禅によって精神を整える効果には科学的な裏付けもあるんですね。

咀嚼のリズム運動
咀嚼のリズム運動

【咀嚼のリズム運動】にはガム噛みがあります。
 テレビ中継で観戦していると
スポーツ選手がガムを噛んでいる様子を見かけますよね。

実は、あれも理にかなっている集中方法なんです。

歩行のリズム運動
歩行のリズム運動

【歩行のリズム運動】には
ウォーキングや自転車漕ぎが含まれます。

 なんだか集中できない時は
ウォーキングをすると頭がすっきりする場合がありますよね。

 また、サイクリングなどを行えば
日々のストレスから少し解放されるかもしれません。 

まとめ

 今回は慢性頭痛に効く、【幸せホルモン】について解説しました。
頭痛持ちの方は、頭痛がある日には心も沈んでしまいますよね。

そんな時に改善が期待できるのは【幸せホルモン】です。

運動が苦手な方も簡単にできる【リズム運動】の
具体的な方法をお伝えしています。

ぜひ、実践して心身を整え
頭痛とは無縁の
充実した毎日をお送りください!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

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