【腰痛】に潜む【危険な病気】!?疑うサインとは!?

【腰痛】の放置は危険!?

【腰痛】がつらいなぁ…

あらら…
病院には行ったの?

行ってないよ
たかが【腰痛】だし…

ん~
【腰痛】だからって
甘くみて大丈夫かなぁ
実は、【腰痛】の中には
決して見逃してはいけない【危険な病気】があります。
もし、あなたの【腰痛】が
【危険な病気】によるものだとしたら
すぐさま病院へ直行してください!
今回は、その【腰痛】のred flags(危険信号)を
見つけるポイントをご紹介します。
【腰痛】ってなに?

なるほど
【腰痛】には
【危険な病気】が
隠れている場合があるんだね!

【腰痛】は誰にでも起こる
身近なものだと思っていたから
少し甘くみてたなぁ…

【腰痛】のこと
知ってる気になってたけど
全然知らなかったなぁ

たしかに!
【腰痛】って
当たり前のように
使ってるけど
【定義】はあるのかしら?
【腰痛】の3つの定義
実は、【腰痛 】の定義…完全に確立されてる訳ではありません。
ですが、【腰痛】は【3つの視点】から定義されています。
①【腰痛】の【痛む場所】による定義
背中に存在し、触ることが可能な【最も下にある肋骨】と
【お尻の割れ目】の間の領域にある【痛み】を指します。
なんだか難しいですね…
つまりは、
『皆さんがイメージている【腰】の部分に
【痛み】を感じたら【腰痛】と定義しますよ』ってことです。

②【腰痛】の発症からの【期間】による定義
【痛み】始めてからの期間が
- 4週間未満の場合は【急性腰痛】。
- 4週間以上、3ヵ月未満は【亜急性腰痛】。
- 3ヵ月以上は【慢性腰痛】。
以上のように【腰痛】は発症期間によって分類されています。
③【腰痛】の【原因】別による定義
定義は大きく2つに分類されます。
【腰痛】の原因を明らかに特定することが
- 可能な場合を【特異的腰痛】。
- 困難な場合を【非特異的腰痛】。
この【非特異的腰痛 】は
発症頻度が圧倒的に高いため非常に厄介です。
【腰痛】に隠れる【危険な病気】!?

【腰痛】には
たくさんの定義があるんだね
少しだけ
分かってきた気がする!

そだね!
でも…
【腰痛】に隠れた
【危険な病気】って
なにがあるんだろう?
【腰痛】の原因となる【病気】は多種多様です。
しかし、特に注意の必要な【危険な病気】があります。
【腰痛】で注意すべき3つの【危険な病気】
【腰痛】の原因となりうる
以下の3つの【危険な病気】に注意しましょう。
- 【腫瘍】
- 【感染】
- 【骨折】
1.【腫瘍】
悪性腫瘍いわゆる【癌】です。
【癌】は身体の他の部位へ転移する場合があります。
それによって【腰痛】が引き起こされている場合があります。
2.【感染】
具体的な疾患を挙げると
化膿性椎間板炎、脊椎炎、脊椎カリエスなどです。
いずれも【背骨】に生じる【病変】です。
症状としては、痺れや手足が動かしにくくなったり
おしっこや便がうまくコントロールできなくなります。
3.【骨折】
背骨の【骨折】によって【腰痛】が起きる場合があります。
放置していると【骨折】した【背骨】が変形した状態でくっつき
【背骨】が曲がってしまう危険があります。
また、【背骨】には脚の神経が通ってますので
【骨折】した【骨のかけら】が神経を傷つけてしまう場合もあります。
【腰痛】の【危険な病気】を疑う9つのサイン!
- 発症年齢<20歳または>55歳
- 時間や活動性に関係のない【腰痛】
- 胸部痛
- 癌、ステロイド治療、HIV感染の既往
- 栄養不良
- 体重減少
- 広範囲に及ぶ神経症状(足の痺れetc…)
- 構築性脊柱変形(側弯症etc…)
- 発熱
いかがでしょうか?当てはまる項目はありませんか?
この9つのサイン(red flags)は
医者の診察においても大変重要視されています。
腰痛患者の診察に際し、最大の注意点は、
【腫瘍】、【感染】、【骨折】を確実に見極める。
あるいは見逃さない態度である。診察の基本は
腰痛診療ガイドライン2012 より
red flagsを確実に理解し、的確に判断することである。
上記のように、3つの【危険な病気】と
red flagsである【9つのサイン】が重要なことがわかりました。
みなさんも【腰痛】に不安を感じたら
【9つのサイン】でチェックしてみてください!
注意点
本記事で紹介したのは、あくまで参考程度にしてください。
診察や診断は医者にしか行えませんので、
少しでも不安がある場合には、速やかにお近くの病院へ受診してください。
まとめ
【腰痛】に潜む【危険な病気】について解説しました。
【腰痛】には3つの【危険な病気】が隠れている場合があります。
放置していると大変危険かもしれません。
【危険な病気】かも…と不安に思った場合に使える
【9つのサイン】を紹介しました。
あくまで参考程度にお使いいただき
不安な方は病院への受診をお願い致します。
読んでいただきありがとうございました。