【猫背】の原因は〇〇が硬いから!!

【猫背】って?

(パソコン)カチカチ…

ねぇ
猫背になってるよ!

え!?
イテててて…
首や肩がガッチガチだ…

猫背のままで
やるから…

よし!
じゃあ 背筋伸ばして
仕事やるぞ!


いや!
早速 猫背になってるよ!

意識して
背筋真っ直ぐになんて
無理だ…

なんで
猫背になっちゃうんだろ?
【猫背】の方は
『気をつけなきゃ!』と一生懸命に背筋を伸ばしていても
いつの間にか【猫背】に戻っていることが多いかと思います。
皆さんもご存じの通り
意識的に背筋を伸ばしても効果は一時的です。
ということで
今回は
- 【猫背】の原因とは?
- 【猫背】の予防法・改善法は?
以上の2点を一緒に学んでいきましょう!
【猫背】の原因
【猫背】の原因はいくつかありますが
今回は、座っている時の【猫背】原因について考えていきます。
下の図をご覧ください。

いわゆる【良い姿勢】と【悪い姿勢】ですよね。
では、その【悪い姿勢】の判断はなんでしょうか?

【猫背】になってる点!
では、【猫背】になっているのはなぜでしょうか?

【背中】が真っ直ぐに
伸びれないんじゃないかな?
それも原因の一つとしてあります。
高齢になれば【背骨】の可動性が少なくなります。
すると、【猫背】になりやすくなります。
しかし、若い人達は
【背骨】の可動性が十分にある場合が多いです。
多くの若い人は
『背中を伸ばして、姿勢を正して!』
と伝えると、一時的には姿勢を整えることが可能なんです。
しかし、しばらくすると
【猫背】に戻ってしまいますよね。
つまり、原因は他にもあるんです。
【猫背】の人は〇〇が硬い?

【猫背】の人はほとんどが股関節が硬くなっています。
特に股関節を曲げるような【長座体前屈】を苦手とする方が多いです。
【長座体前屈】とは上の図ように
爪先に手を伸ばすように行うストレッチです。

小学生の体育の授業で
やった気がする!

これやると
太ももの裏が突っ張るのよね
体育の授業で【長座体前屈】をやった時に
太ももの裏が伸びるのを経験したかと思います。
実は、
その伸びていると感じていたのが
【ハムストリングス】という筋肉です。
そして
この【ハムストリングス】の柔軟性が低くなると
【猫背】の原因になってしまうんです。
ハムストリングスとは?

上の図のように
- 大腿二頭筋長頭
- 大腿二頭筋短頭
- 半腱様筋
- 半膜様筋
以上4つの筋肉を総称して【ハムストリングス】といいます。
【ハムストリングス】は
この絵をみるとわかりますが
【骨盤】から【膝】にくっ付く筋肉です。
主な働きとしては以下の3つです。
- 【膝】を曲げる
- 【股関節】を伸ばす
- 【骨盤】を後ろに倒す
実は、この3番目の
【骨盤】を後ろに倒すが非常に厄介なんです。
【猫背】と【ハムストリングス】の関係

上の図の【悪い姿勢】をご覧ください。
【猫背】なのはもちろんですが、骨盤が後ろに傾いています。
下の図をご覧ください。
赤い線:【ハムストリングス】
青い線:【骨】
となっています。
右の図のように
【ハムストリング】が柔軟性が乏しくなると
以下のようなことが起こります。
短くなった【ハムストリングス】が
ググッと【骨盤】を【膝】の方へと引っ張るため
【骨盤】を後ろに倒してしまいます。
それによって
【骨盤】から【背骨】が後方へ倒れるように伸び
そのまま身体が後ろへ倒れないようにと
バランスを取るために【背中】が丸くなります。
つまり
【ハムストリングス】が硬いと
【猫背】になってしまうんです。

青=骨
【猫背】の予防・改善法
【ハムストリングス】が硬いと
【猫背】なりやすいことがわかりました。
つまり
【猫背】の予防・改善には
【ハムストリングス】の柔軟性を高めることが
効果的と考えられます。
ということで
硬く短くなってしまった
【ハムストリングス】を柔らかくする
ストレッチ方法を伝授します。
【ハムストリングス】のストレッチ
下の図を見ながら
以下の通りにやってみてください。
- 仰向けで横になる
- 右脚を挙げて、両手で太ももを抱えこむ
- 抱えこんだまま、ゆっくりと踵を天井へと伸ばす
- 抱えこんだまま、ゆっくりと膝を曲げる
- 3と4を5回繰り返す
次に左脚も同様に行う。

まとめ
【猫背】の原因は様々ですが
今回は椅子に座っている場合に考えられる
原因の1つを紹介しました。
【ハムストリングス】が硬くなることで
【猫背】になる方は非常に多くいます。
『自分も【猫背】かも?』と思った方は
ぜひ、【ハムストリングス】のストレッチをやってみてください。
読んでいただきありがとうございました。