【外反母趾】必見!3分エクササイズを徹底解説!
【外反母趾】には【運動療法】!?
以前の記事で
【外反母趾】の原因を下記のリンクで解説し、
【外反母趾】の原因を徹底解説!! – Oyacoco リハビリをコミュニケーションに (oyacoco-reha.com)
【外反母趾】の予防・改善法は下記のリンクで紹介しました。
【外反母趾】ハイヒールを履く方法!?徹底解説!! – Oyacoco リハビリをコミュニケーションに (oyacoco-reha.com)
【外反母趾】の治療には
手術の他に4つの【保存療法】があり、
その中の1つである【靴の指導】について
上の記事で詳しく解説しました。
今回は、4つの【保存療法】の1つである
【運動療法】について解説します。
【運動療法】とは?
運動療法ってなんだろ?
ん~
身体を動かすことじゃないかな?
【運動療法】とは簡単にいうと
みなさんがイメージする【エクササイズ】と同じような意味になります。
本記事での【運動療法】は
【ストレッチ】や【筋トレ】によって
身体を整えることを目的に行います。
【運動療法】の効果
【外反母趾】って
親指が変形することだよね?
変形の予防や改善って
できるのかな?
たしかに…
【運動療法】によって
改善や予防は見込めるのかしら?
一度変形してしまうと
手術しないと予防や改善は難しそうですよね。
では、外反母趾に対する運動療法の
効果を調べた研究をみてみましょう。
・運動療法では軽度から中等度の外反母趾に対して
若干の変形矯正効果を期待できる.・運動療法では軽度から中等度の外反母趾に対して
外反母趾診療ガイドライン2014
除痛効果を期待できる.
つまり、重度な変形でなければ
【運動療法】によって、
改善・予防ができると考えられています。
ちなみに
母趾角が
・20度未満➡軽度
・20度以上~40度未満➡中等度
・重度➡40度以上
となっています。
重度の場合は、病院への受診をおススメ致します。
母趾角についての詳しい説明は
下のリンクの記事を読んでください。
【外反母趾】の原因を徹底解説!! – Oyacoco リハビリをコミュニケーションに (oyacoco-reha.com)
【運動療法】の方法
なるほど
【運動療法】も
ある程度の効果が期待できるんだね!
簡単にできるエクササイズがあれば
知りたいかも!
お忙しいみなさんのために
3分で実践可能なエクササイズを紹介します。
家で行えるのはもちろん!
仕事の合間にもできるエクササイズもあるので
スキマ時間にやってみてください。
エクササイズの目的
上の図のように、足の【横アーチ】が低下すると
【偏平足】になってしまいます。
Kalenは思春期の外反母趾と偏平足の関係について調査し
Kalven V,1988
外反母趾では偏平足が8~24倍多く合併した.
上の報告にもあるように
【偏平足】と【外反母趾】は関係があります。
そのため、本記事では
【偏平足】と【外反母趾】の改善・予防を目的とした
エクササイズを提案します。
エクササイズで鍛える筋肉
上の図にある
【母趾外転筋】の強化が最も重要となります。
また、足の【横アーチ】を作る筋肉も
鍛えていく必要があります。
では、具体的な3分エクササイズの方法を紹介します。
3分でできる2つのエクササイズ
いずれも簡単な2つのエクササイズを紹介します。
- 足ゆびジャンケン
- Hohmann運動
なんとも
かわいらしい名前のものと
聞きなれない英単語が並んでいますね…
詳しくみていきましょう。
1.足ゆびジャンケン
はい、もう絵の通りです。
【グーチョキパー】と順番に足の指でジャンケンをします。
最初は慣れるまで、
自分の足の指を見ながら行いましょう。
慣れてきたら、足の指を見ずに
仕事の合間や家事の合間にやってみてください。
作業中にやってもOKです。
この運動は、【外反母趾】だけでなく
【偏平足】にも効果が期待されます。
2.Hohmann運動
仰向けor長坐位で実施します。
上の絵のように、
ゴムを両方の【親指の根本】にひっかけて
踵を軸に矢印の方へ【爪先を外へ】向けます。
ゴムの牽引力に抗うように行います。
10回×3セット行いましょう。
この時、痛みが出ないように注意してください。
ゴムは以下のものがおススメです。
安い上に、余ったら髪ゴムにも使えます!!
ただ、正直ゴムはなんでもOKです(笑)!
家にあるモノで、ある程度の牽引力があるものを使いましょう。
まとめ
今回は【外反母趾】の【保存療法】の1つである
【運動療法】について解説しました。
軽度~中等度の【外反母趾】には
【運動療法】は効果が期待できます。
【偏平足】と【外反母趾】は関係があり、
それらを予防・改善が期待できる
2つの【エクササイズ】を提案しました。
ぜひ、やってみてください。
読んでいただきありがとうございました。